あびこ便り 第299号 17年 2月号      更新日 2005/1/25 



NHKテレビ「里山 命めぐる水辺」

 写真家・今森光彦さんが撮影した、琵琶湖畔で人と自然が調和して暮らす、
昔ながらの日本の原風景といえる、水辺の四季を記録した映像が、
昨年から今年にかけて地上波やBSやデジタルで数回放映された。
 手賀沼の周辺では失われてしまった風景や生活習慣だが、
出来ることなら復活させたいものだ。
  

琵琶湖の北部が舞台
 今回取材対象となったのは琵琶湖西岸の新旭町と東岸の米原町が中心である。
街中の民家の脇を水路が流れ、民家の台所に引き込まれた部分は
「川端」(かばた=川の端の意)と呼ばれて、
飲み水や炊事・洗濯に使われて、やがて琵琶湖へと注ぐ。
 
水草や昆虫や鳥など多様な生物が人の生活とともに四季を過ごしている。
つつましく、穏やかな日々の連続である。
 
年に一度は町内総出で水路の大掃除を行い、
大人が水草を取り除いた後で魚を生け捕るのが子供たちの楽しみである。
 
夏の風物詩である花火をカエルも見ているようである。
 
 (テレビでは、目玉に映った花火が流れて感動)

三五郎さんとヨシノボリ
 82才の田中三五郎さんは、魚の通り道を熟知していて網を仕掛けてコイやフナを獲る。
 
網に入った小魚を船着場の脇の箱に入れると、サギやトビが食べにやってくる。
 
水路で生息するヨシノボリという魚で、三五郎さんの川端に棲みついている一匹は、
水面の中と上とでお互いに見つめ合って、あたかも会話をしているようである。
 (見つめ合う老人と魚に感動)
 

琵琶湖名物の鮒鮨
 以前、美しい手賀沼を愛する市民の連合会の研修視察会として琵琶湖を訪れたことがあり、
その際に土産に買った鮒鮨の美味しさが忘れられない。
相当に臭い逸品でブルーチーズのようだが、酸味が利いたこってりとした味を今でも覚えている。

 三五郎さんも気合を入れてフナ(多分ニゴロブナ)を捕獲して、奥さんと一緒に先ず塩漬けとし、
しばらくしてからご飯に漬けて1〜3年待つ。
出来上がってご近所を呼んで振舞う時は至福の時間である。
 

人が焼くと葭原が元気
 春先に人が焼き払った葭原に、ニョキニョキとヨシの新芽が芽吹く様は壮観である。
 
あっという間に生い茂り、魚の産卵場所となり、鳥の子育ての場所となる。
 
秋には人が刈り取って、乾燥させてからヨシズなどに加工して利用する。
人が手をかけることで豊な自然が保たれる典型である。
 

巡る季節
 冬、白い雪に覆われて静かな時間を過ごした後に、やがてまた明るい春がやってくる。
都会の大人は通勤・子育てに追われ、子供はテレビゲームに夢中になり、
自然との関わりや四季折々の変化を知ることもなく一生を終えるが、
果たして幸せなのだろうか。
 
 
 
(今月号の写真はテレビ画面をキャプチャ(パソコンで撮影)したものである。
 NHKさんには無断での使用となるが、
 自然を大切にする意識を啓発することに役立つということで黙認願いたい。)
     17/1/19                    上村 隆


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編集後記/ インド洋大津波の被災者を悼む
 死者が15万人を超えるというインド洋大津波の犠牲となった方々を悼み、
被災して避難生活をされている人々のご苦労を心配します。
日本人旅行者で行方不明の方も多数おられるようでこちらも心配します。
 寄付金も膨大で諸国の競争状態だが、イラクの石油管理で見せた国連の不手際のように、
今回も賄賂や横領で半分以上が消え、
末端の被災者に必要な援助が届かないことを懸念する。
反政府勢力との紛争地帯もスリランカ・インドネシアほかに存在し、
一刻を争う支援を困難にしている。
 日本としては、日本の研究機関のためだと言って地震計や測定装置を勝手に設置して、
そのデータを周辺諸国に全て公開してはどうか。
仮設住宅や食料なども、国連とか援助体制の整備を待つことなく、どしどしとばら撒いてはどうか。
日本国内の生産増大に寄与するし、
金だけ出して使われ方を知らない従来のやり方より有効だと思うが。
       17/1/19                  上村 隆


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