このページでは、よくある質問にお答えします。
気になる項目をクリックして、詳しい説明をご覧下さい。 更新日:24/3/7 ご来場者数目次 1 ポイント | 2 石けんの溶かし方 | 3 洗い方(基本) | 4 洗い方(食缶、ボール、バット、食器カゴ) | 5 洗い方(パン箱) | 6 洗い方(食器、皿) | 7 洗い方(スプーン、フォーク、ナイフ) | 8 トラブルへの対応 学校調理ご担当者あるいは委託された業者の方へ お願い ボーソー油脂の「台所米ぬか粉せっけん業務用」は、唯一の国産資源である米ぬかを 原料として、手に優しく、匂いもきつくなく、洗浄力も大きい石けんです。 以下の使い方を参考にして、各々の学校の設備や作業条件に合わせて工夫して、 上手な洗浄作業を行って下さい。 そして、子供たちの健康と、環境保全に役立つよう、いつまでも使い続けて下さい。 <店主からの参考意見> ◎ 時代背景 人類がこれ以上地球環境を破壊することなく、将来も生存するために、 フロンガスやリンの使用を禁止したように、環境に悪影響を与える物質の 使用を自粛することは、広がりこそすれ後戻りはありえません。 ◎ 率先垂範 一般消費者は明確に法律で禁止されない限り、頭で理解していても 安いから便利だからと合成洗剤を使用する傾向にあります。 合成洗剤の使用をやめ石けんの使用を普及するためには、 現時点では行政が見本を見せる必要があり、 学校給食で石けんを使用する意義は大きいものがあります。 1 ポイント (目次へ戻る) 1−1 石けん液の濃度を守ること(常に泡のある状態) 1−2 石けん液の温度は30〜40℃が適温です 1−3 すすぎを充分すること 2 石けんの溶かし方 (目次へ戻る) 洗浄作業の直前に、必要量の粉石けんを別容器(食缶など)に入れて、 お湯を使用して、泡立て器でかきまぜて、充分に溶かしてから、 お湯を張った水槽に入れて、更に良く溶かして下さい。 注意 時間が経つと金属石けんが出来てゲル化してしまい使えませんので、 作り置きなどはしないで下さい。 2−1 標準使用量 = 0.3% 水100リットルに粉石けん300g 濃度の目安として、水槽全面に泡立ちがあるようにします。 泡がないと洗浄力がありませんから、泡が少ないようでしたら、 粉石けんを別容器で溶かしてから、水槽に追加して入れて下さい。 2−2 使用温度 石けんを溶かす時 30〜40℃ 洗う時 30〜40℃ すすぐ時 20℃以上 3 洗い方(基本) (目次へ戻る) 3−1 準備 洗浄作業の直前に、必要量の粉石けんを別容器(食缶など)に入れて、 お湯を使用して、泡立て器でかきまぜて、充分に溶かしてから、 お湯を張った水槽に入れて、更に良く溶かして下さい。 3−2 予洗い 調理窯などを使い、お湯で軽く洗います。 3−3 本洗い 一槽目は全体を石けん液(0.3% 30〜40℃)としておき、 充分に振り洗い又はこすり洗いをします。 3−4 浸け置き洗い 二槽目はお湯又は石けん液(0.3% 30〜40℃)としておき、 適当な時間(10分前後)浸け置きして下さい。 3−5 すすぎ 三槽目で20℃前後のお湯に浸け置きして、 石けんのヌルミを取り除きます。 温水を通しますと作業が容易になります。 3−6 すすぎ 食器洗浄機は、すすぎ専用とします。 ブラシ槽・受取槽ともに微温湯のオーバーフローとします。 3−7 煮沸消毒 100℃で、15分以上。 泡状のものが浮いた場合、それは汚れ又は金属石けんです。 浮いたものは、取り除いて下さい。 すすぎを充分に行うと発生が少なくなります。 3−8 乾燥消毒 各学校毎の設定温度で、従来通り。 3−9 保管庫 4 洗い方(食缶、ボール、バット、食器カゴ) (目次へ戻る) 4−1 準備 3−1と同じ 4−2 予洗い 水又はお湯で 4−3 本洗い 石けん液でこすり洗い 4−4 すすぎ 水槽の中の流水で、こすりすすぎ 4−5 すすぎ 食器洗浄機で、すすぎ 4−6 乾燥消毒 3−8と同じ 4−7 保管庫 5 洗い方(パン箱) (目次へ戻る) 5−1 準備 3−1と同じ 5−2 本洗い 石けん液でこすり洗い 5−3 すすぎ 水槽の中の流水で、こすりすすぎ 5−4 すすぎ 食器洗浄機で、すすぎ 5−5 乾燥消毒 3−8と同じ 5−6 保管庫 6 洗い方(食器、皿) (目次へ戻る) 6−1 準備 3−1と同じ 6−2 予洗い 石けん液でアコーディオン洗い 6−3 本洗い 石けん液でアコーディオン洗い (又は、食器洗浄機のブラシでこする) 6−4 浸け置き洗い お湯又は石けん液に浸けて置く。 6−5 すすぎ アコーディオンすすぎ。 6−6 すすぎ 食器洗浄機で、すすぎ 6−7 乾燥消毒 3−8と同じ 6−8 保管庫 7 洗い方(スプーン、フォーク、ナイフ) (目次へ戻る) 7−1 準備 3−1と同じ 7−2 予洗い お湯でゴミを流す。 7−3 本洗い 石けん液の中で、ブラシでこすり洗いをする。 7−4 すすぎ 流水ブラシ洗い 7−5 すすぎ 食器洗浄機で、すすぎ 7−6 乾燥消毒 3−8と同じ 7−7 保管庫 8 トラブルへの対応 (目次へ戻る) 8−1 アルマイト製の食器の色が変わった。 原因 アルミ素材の表面にある酸化皮膜がアルカリ(石けん液)の 作用によって剥離し、発色したものです。 石けん液が40℃以上の高温であったり、 浸け置きが長時間過ぎると発生します。 対策 石けん液の温度管理と、浸け置き時間に留意しましょう。 8−2 洗った後の食器に、白い斑点が出た。 原因 すすぎが不十分な場合に、石けんと水中の金属イオンが反応して、 石けんカス(=金属石けん)が出来、食器に付着したものです。 対策 すすぎはいつも充分に行いましょう。 8−3 ヌルヌルした感触がする。 原因 合成洗剤には無い、石けんの特徴です。 ヌルヌルしている即ち洗浄力の目安です。 無理やり掴もうとすると、腱鞘炎になります。 対策 軍手を着用し、不必要な力を使わないようにしましょう。 8−4 洗浄槽の上部に白い跡が残る。 原因 表面に石けんカスが付着したものです。 対策 スポンジに石けん液を付け、拭き取るような感じで洗って下さい。 8−5 排水管やグリストラップ(油分離槽)が詰まる。 原因 排水管などに石けんカスや脂肪分が付着したからです。 対策 毎日の清掃の際に、排水管とグリストラップの清掃を行なって下さい。 大きな固まりはその殆んどは脂肪分ですから、柄杓などでかきとって、 燃えるごみとして処分して下さい。 合成洗剤は汚れを河川や湖沼まで流し込みますが、 石けんは汚れをすぐ近くで処分できるのだとご理解下さい。 8−6 食器洗浄機が石けんカスで詰った。 原因 学校給食で石けんを使用する場合、食器洗浄機はすすぎ専用 としなければならず、もし食器洗浄機に石けんを投入したために 詰ったとしたら、作業手順違反で問題外です。 食器洗浄機をすすぎ専用としているにも関わらず詰るとしたら、 すすぎが不十分な可能性があります。 対策 詰りの解消には、合成界面活性剤を使用することなく、 「洗濯槽&排水パイプクリーナー」「重曹」「クエン酸」 「炭酸ソーダ」「アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)」などを 食器洗浄機に投入して運転して下さい。 使用する濃度などについてはそれぞれの商品の 詳細説明のページをご覧下さい。 再び詰らなくするためには、作業手順の見直しをお勧めします。 |
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石けん屋ドッとこむ
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