あびこ便り　第３００号　１７年 ３月号 　　　　　更新日　2005/2/14　

１０回を数えた

　去る１６年１０月３１日に開催された「手賀沼エコマラソン」は記念すべき第１０回大会であった。
前夜からの雨天が、スタート時点で漸く上がり、
ゴールの頃には晴れ上がるという生憎の天候だったため、
エントリー数８５２３名、受付数６５６３名、出走数５７９４名、完走数５７６４名という結果となった。
コースは手賀沼を８の字に周回する21.0975kmのハーフ・マラソンである。

　　　（　この地図は、手賀沼エコマラソンのホームページより転載　）
　　
　ぬかるむ足元のなかで受付を済ませたランナーたちは、
午前１０時の号砲とともにスタートを切った。
ただし例年どおり６千人がスタートラインを通過するには２０分以上を要した。個人のタイムは
ゼッケンにセットしたチップのデータをセンサーで読み取ることで公平に記録される。
　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　（　右の写真は、手賀沼エコマラソンのホームページより転載　）
　私は協賛業者として毎年メーン会場に赴くため、途中の様子を知らなかったが、
今回エコマラソンのホームページで画像を閲覧できたので、転載させていただいた。
スタート後１／４の地点にある手賀大橋では、
まだ団子状態でぶつかり合いながらの疾走のようである。

　（　この写真は、手賀沼エコマラソンのホームページより転載　）
スタート後３／５位の地点にある五本松公園でも、道路にあふれるような人混みで、
皆さん元気があるなあと感心した。

　（　この写真は、手賀沼エコマラソンのホームページより転載　）

　沿道では、中学生や高校生のブラスバンドや、伝統芸能の太鼓など多数の応援があり、
参加したランナーから気持ちよく走れると好評を得ている。
　
　（　この写真は、手賀沼エコマラソンのホームページより転載　）
　
　男子の１位は多田 理さん、女子の１位は宇根由美子さん、
男女ともに連覇という快挙であった。
７０才以上が９６名もエントリーし、
８１才の林 潤一郎さんが好タイムで表彰されたのには敬服する。
次回の第１１回手賀沼エコマラソンは１７年１０月３０日に開催される。


　
　


　　　　　１７／２／１２　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上村　隆

編集後記／　アメリカの正義に対抗すべし
　ブッシュ２期目の演説を聞いて、世界平和の将来に危機感を持った。
9.11テロ以来アメリカ人の安全確保のために、
あらゆる地域でのテロを抑止すべく米軍を展開するのはよしとしても、
他国にアメリカのシステム（彼らが言う民主主義）を押し付けるのは、
紛争を増大させることはあっても解決する見込みは一切無い。
　以前にも指摘したことがあるが、
自由主義陣営の中でもアメリカと良好な関係を築いているパートナーとして、
日本が忠告すべきである。
アジア・中東・アフリカなどには、その地方ごとに固有の文化と伝統や風習があり、
社会体制を変革するにも状況や順序があり、外国が押し付ける筋合いのものでは無い。
　もし日本の戦後復興を成功事例と言うならば、
従順になりすぎた結果、日本本来の美しさや国民性を失ってしまったと、
暗部を正直に伝えるべきである。
　相手国の尊厳を尊重した支援をすべしとアメリカに忠告できれば、
アメリカ以外の国々からどれほど尊敬されるか想像に難くない。
　　　　　　　１７/２/１２　　　　　　　　　　　　　　　　　　上村　隆

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